自動車保険の選び方について、「基礎編」はお伝えしましたが、
今回はもう少し詳しく、具体的な選び方について「実践編」です。
初心者の方でもわかりやすいように、全4回に分けてお伝えしますが、
初心者
最初は、「割安な自動車保険の選び方」と題して、
保険料の仕組みについて解説したものです。
詳細は、以下から。
kakaku.comから引用 

自動車保険の選び方 割安な自動車保険を選ぶ

自動車保険は掛け捨ての保険なので、できることなら保険料を抑えて加入したいもの。補償内容を決めて、運転できる人を限定して、さまざまな割引を適用して…いろいろと工夫してもいまの保険会社ではなかなか安くならないというケースがあります。そんな人の場合は、もしかすると保険会社との相性があまり良くないのかもしれません。自動車保険を安くするには契約者と保険会社との相性がとっても大切。家計も大助かりの自動車保険の選び方をご紹介します。

保険料はどんな仕組みになっている?

保険は多くの人がお金を出し合い、損害を被った人にお金を補償するという相互補助のもとになりたっています。事故時に支払われる保険金に充当されるお金を専門用語では「純保険料」と呼びます。その一方で、代理店への手数料や社員の給与など保険業を継続するために必要なコスト部分を「付加保険料」といいます。一般的にダイレクト型の方が、代理店型よりも「付加保険料」が安い傾向にあり、全体の保険料も割安になります。現在、代理店型に加入されている方は、一括見積もりなどを活用して、ダイレクト型の自動車保険の金額を確かめてみると安さが実感できるはずです。

自動車保険の保険料内訳

ダイレクト型自動車保険の場合

自動車保険の保険料内訳 ダイレクト型の場合

代理店型自動車保険の場合

自動車保険の保険料内訳 代理店型の場合

ダイレクト型の保険料をさらに割安にするには?

安いとされるダイレクト型の自動車保険に加入しているものの「あまり安さを実感できない」という方もいらっしゃいます。そういった方の場合、補償内容をある程度変更することで、保険料を抑えられる可能性があります。

保険料の安さに直結する要因では等級や年齢が大きなウェイトを占めます。とはいえ、これは長年安全運転を続けて、年齢を重ねる必要があるので一朝一夕にはできません。誰でもすぐに効果を得る方法は以下の表の内容になります。表の内容はどれも効果がありますが、現在すでに実践している場合には効果を得られません。例えば「家族限定→すでに家族だけに運転手を限定している」「車両保険をエコノミー→すでにエコノミータイプ」といった具合です。なお、運転者の限定や車両保険のグレードは万一の際の補償を左右します。いざという時に補償されないのでは意味がなくなりますから、くれぐれも慎重に決定することをおすすめします。

また、対人賠償はもちろん、対物賠償や搭乗者傷害保険、人身傷害補償保険などは万一の際に非常に重要になる保険です。しっかりした補償を得るため、保険金額は十分なものに設定しておきましょう。

保険料を抑えるコツ

コツ①運転者を限定する

保険料限定タイプ誰が運転できる
高い限定なし家族・友人でも運転可能
家族限定運転できる人を家族に限定する
夫婦限定運転できる人を夫婦に限定する
安い本人限定運転できる人を本人に限定する

コツ②車両保険のタイプを選ぶ

保険料保険タイプ補償の内容
高い上級タイプ一般タイプに上級クラスの代車費用、宿泊費、交通費などをプラス
一般タイプ車同士、単独事故、いたずら、盗難、自然災害などを補償
 エコノミー+A一般タイプから単独事故と当て逃げが補償されない
エコノミーエコノミー+Aから盗難、自然災害も補償されない
安いなし車両保険なし

コツ③車両保険の免責金額を選ぶ

保険料免責タイプ内容
高い免ゼロ特約車同士の1回目の事故の免責金額を0円とする
免責5-101回目の事故5万円、2回目の事故10万円
免責10-101回目の事故10万円、2回目の事故10万円
安い免責15-15一回目の事故15万円、2回目の事故15万円

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契約者との相性で安くなる保険会社も!

表組の「保険料を抑えるコツ」はあくまで一般的な内容ですが、保険会社によってはさらに充実した割引制度を採用している会社もあります。保険会社の条件に適合する相性の良い人なら、さらに保険料を安く抑えられる可能性大です!

例えば年間走行距離が3000kmだった場合、保険会社の割引区分「12000km以下」、「3000km以下」を比較したなら、その差は歴然。また年齢条件で「30才未満不担保」の会社と「35才未満不担保の会社」を比較した場合も同様です。ほかにも20等級以上の人が受けられる「長期優良割引」「優良等級プラス割引」、「22等級制度」などなど、会社によって割引の内容は大きく異なります。「保険料を抑えるコツ」だけでは満足できなかった人も、これらの内容に該当すれば割引率大幅アップです!

保険会社のオリジナル割引

「走行距離割引は距離区分に注目!」

A社の距離区分

B社の距離区分
3,000km未満12,000km以下
3,000km以上 
5,000km以上 
10,000km以上 
15,000km以上12,001km以上

走行距離が短ければ、より細かな距離区分のB社のほうが割引の期待度アップ

「こまかな年齢条件に注目!」

A社の年齢条件B社の年齢条件
全年齢補償全年齢補償
21才未満不担保21才未満不担保
26才未満不担保26才未満不担保
30才未満不担保30才未満不担保
35才未満不担保

運転する人が35才を越えているなら、B社で契約したほうがオトク

「オリジナルの等級制度に注目!」

22等級制度通常、20等級が最大の等級だが、保険会社によっては22等級まで設けている会社も。万一の事故で保険を使っても、等級(割引率)の減り方がゆるやかになる
長期優良割引
優良等級プラス割引
前年度20等級で前年度事故のないドライバーが継続すると保険料がさらに割安になる

毎年の一括見積もりで家計も大助かり!

会社によって割引内容に差がある自動車保険。ここまで紹介した割引内容を逐一チェックするのも効果的ですが、ダイレクト型自動車保険なら一括見積もりがオススメです。同条件で複数の会社を比較できるので自分と相性の良い保険会社が一目でわかります。補償内容、保険料ともに満足できる保険会社を選びましょう。なお、見積りは毎年の更新タイミングで取るのがコツ。昨年はいまいちの結果だった会社でも1年経過して条件が変わってくれば、保険料が変わる可能性があるのでオススメです。年間数千円でも10年経過で数万円…ちょっとしたお小遣いに、車の買い替え資金の足しにしっかり節約しましょう。

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